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採用サイトに必要なコンテンツとは?写真・言葉・映像で伝える企業の魅力
採用サイトをつくるとき、どんな情報を載せれば、会社の魅力が伝わるのでしょうか。仕事内容や社員紹介、職場の写真。大切なのは、それぞれを通して、求職者が「ここで働く自分」を思い描けることです。この記事では、採用サイトに必要なコンテンツと、言葉・写真・映像の役割を整理し、WADIMが制作を担当した岡谷酸素株式会社様の事例を紹介します。
01 採用サイトに必要な、5つの情報 採用サイトに必要な、5つの情報
採用サイトの内容を考える出発点は、求職者の立場で会社を見直すことです。社内では当たり前の仕事も、初めてその会社を知る人にとっては、具体的な姿が見えにくいかもしれません。まずは、次の5つの情報を整理してみてください。
会社概要・事業内容 何を提供し、誰の暮らしや仕事を支えている会社なのか。沿革や拠点の情報に加えて、事業と社会とのつながりを説明すると、会社の役割を理解しやすくなります。身近な商品や場所を例に挙げるのも、一つの方法です。
仕事内容 営業職、技術職、事務職といった職種名に、実際に担当する業務を添えます。誰と関わり、一日の中で何を行い、どのような力を身につけていくのか。仕事のやりがいと難しさの両方を伝えることで、働く姿を想像する材料が増えます。
働く人 社員紹介では、入社の理由や現在の仕事に加え、印象に残った経験や大切にしていることを聞いてみます。具体的な出来事の中に、その人の考え方や周囲との関わり方が表れます。求職者が「こんな先輩と働いてみたい」と感じるきっかけにもなるはずです。
職場・働く環境 勤務する場所、チームの様子、研修や働き方を紹介します。制度の名称には、利用する場面や対象者などの説明を添えると理解しやすくなります。職場の写真も、そこでどんな仕事が行われているのかを伝える情報になります。
募集内容・選考の流れ 募集職種や応募条件、必要な書類、選考の手順、問い合わせ先を、迷わず見つけられる位置にまとめます。気になる仕事を見つけた人が、次に何をすればよいか分かる導線を用意します。
この5つを通して目指したいのは、仕事と人と環境がつながり、働く自分を思い描けることです。会社の中にある情報を、初めて見る人に伝わる順番へ組み直していきます。
02 言葉・写真・映像に、それぞれの役割を 言葉・写真・映像に、それぞれの役割を
必要な情報が整理できたら、伝え方を考えます。言葉、写真、映像には、それぞれ表現しやすいことがあります。同じメッセージに向けて役割を分けると、採用サイト全体にまとまりが生まれます。
言葉は、仕事の意味や人の考え方を伝える。 仕事内容の説明に加えて、その仕事で何を大切にしているのかを言葉にします。「やりがいがあります」という一文を、どんな場面で、誰のどのような反応を受けてそう感じたのかまで掘り下げると、読み手が理解できる具体的な内容になります。社員本人の言葉を活かすために、取材でエピソードを集めることが役立ちます。
写真は、人と仕事と職場の関係を見せる。 社員の表情、作業する手元、打ち合わせの様子、周囲の環境。見せたい内容によって、必要な写真は変わります。例えば仕事内容を説明するページでは、人物の顔に加え、何を扱い、誰と関わっているのかが分かるカットを用意すると、文章を補うことができます。撮影前に掲載場所と伝えたいことを決めておくと、必要な場面を整理しやすくなります。
映像は、動きや声、時間の流れを伝える。 仕事の一連の流れや、社員が話すときの声、職場で交わされる会話などは、映像で伝えることを検討できます。どこで見てもらい、何を理解してほしいのかを決めてから、内容と長さを考えます。音を出せない環境にも配慮し、字幕や文章でも要点が伝わるようにしておくと読み手の助けになります。
例えば「お客様との関係を大切にする仕事」を伝えるなら、文章で関係を築いたエピソードを紹介し、写真でやり取りの場面を見せる。必要に応じて、本人の声を映像で届ける。それぞれの表現を、求職者に伝えたい一つの理解へつなげていきます。
03 岡谷酸素様の事例。「なに屋さん?」から広がる企業理解 岡谷酸素様の事例。「なに屋さん?」から広がる企業理解
WADIMが制作を担当した岡谷酸素株式会社様の採用サイトでは、「岡谷酸素はなに屋さん?」という問いを、サイト全体のテーマにしています。
着想の出発点になったのは、CMでお馴染みの「岡谷酸素はガス屋さん」というフレーズでした。ガスの供給を起点に、エネルギー、医療、産業、住環境などへ広がる事業。その多様な仕事や企業としての魅力を伝えるために、知っている会社の新たな一面を発見できる入口を考えました。
この「なに屋さん?」という問いは、社員紹介にもつながっています。一人ひとりの仕事や個性を「〇〇屋」という言葉で表し、職種名に加えて、その人が仕事に向き合う姿勢を伝えています。
公開されている採用サイトでは、例えば営業職の社員を「暮らし目線の提案屋」、施工管理職の社員を「現場を整える調整屋」、工場職の社員を「安全を守る責任屋」と紹介しています。同じ会社の中に、異なる役割を持つ人がいる。その違いを、一人ひとりの人物写真と言葉を並べることで見せています。
この表現で伝えたいのは、仕事の向こう側にいる人の姿です。どのような相手の役に立ち、どんなことを大切にしているのか。職種を知ることから、その人の考え方に触れることへ、読み手の関心がつながるようにしています。
採用サイトには、会社について知る「ABOUT」、仕事を知る「WORK」、働く環境を知る「PLACE」、社員インタビュー、採用情報への入口があります。会社、仕事、人、環境を行き来しながら、岡谷酸素で働く姿を少しずつ具体的に思い描ける構成です。
採用サイトのコンセプトは、各ページで伝える内容や、写真と言葉を選ぶ際の手がかりになります。「岡谷酸素はなに屋さん?」という問いから、事業の広がりと社員の個性をたどる。このつながりが、今回の制作で大切にした考え方です。
岡谷酸素株式会社様の採用サイト制作については、記事末尾の関連実績でも紹介しています。サイト全体のデザインとあわせて、ぜひご覧ください。
04 制作前に整理しておきたいチェックリスト 制作前に整理しておきたいチェックリスト
自社の採用サイトをつくるときも、まずは今ある情報と、これから集める情報を整理するところから始められます。制作会社へ相談する前に、次の5つを書き出してみてください。
□ 採用対象と、伝えたい仕事 新卒・中途、募集する職種、知ってほしい仕事の魅力を整理します。採用サイトを読んだ人に、会社説明会への参加や応募など、どのような行動を取ってほしいかも考えます。
□ 取材する社員と、聞きたいこと 職種や経験の異なる社員の中から、どのような働き方を紹介したいかを検討します。入社の理由、担当する仕事、印象に残った出来事、成長を感じた場面など、具体的な話を聞くための質問を準備します。
□ 必要な写真と、撮影する場面 人物、仕事中の様子、職場、設備など、掲載場所ごとに必要なカットを洗い出します。すでに使える素材も確認し、映像を加える場合は、動きや声で何を伝えたいのかを決めます。
□ 公開時期と、社内確認の流れ 採用活動の予定から公開時期を考え、取材・撮影の日程と、原稿や写真を確認する担当者を整理します。関係する部署と早めに共有しておくことで、確認の手順も組み立てやすくなります。
□ 公開後の更新担当 募集情報、社員紹介、ニュースなどを誰が更新するのか決めます。職種や所属、制度が変わったときにも見直せるよう、定期的に確認する機会を設けておきます。
すべてが決まっていなくても、今どこまで整理できているかを共有できれば、相談を始められます。採用サイトの構成から、取材・言葉・写真・映像まで。WADIMでは、伝えたい仕事や現在の課題を伺いながら、企業の魅力を伝える方法を一緒に考えていきます。